「性のあり方」は人が自然に持っているもので、一人ひとりが少しずつ違う、多様なものです。
LGBTQ+は、その「性のあり方」が多数派ではない人たちのことです。
近年ではメディアに登場するLGBTQ+の人も増え、また地域の中でも自分らしい生き方を見つけて暮らしている人たちもいます。
LGBTQ+を応援するアライ(Ally)の人たちも少しずつ増えてきました。
しかし一方で、未だに根強い偏見や誤解があったり、法律・制度や社会システムで想定されていなかったりと、様々な場面で生きづらさを感じることも少なくありません。
性の多様性は、誰もが当事者です。どこかの誰かの話ではありません。
あなた自身と、あなたの周りの人たちを大切にするためにも、性の多様性についての基礎を知っておきましょう。
性を構成する4つの要素
人の性のあり方(セクシュアリティ)は、主に4つの要素で構成されています。 1.法律上の性 生まれたときに医師が判定し、出生届によって戸籍に記載された性別です。 ※身体的性別(からだの性)、戸籍の性、としてい…
SOGI(ソジ)~性的指向と性自認
性の多様性に関連して、「SOGI(ソジ)」という言葉が使われるようになってきました。 これは、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとった言葉です。 性表現(…
様々な性のあり方 ~SOGIの違い
人の性のあり方がとても多様であることはわかりましたが、例えばどのような違いがあるのでしょうか。 すべてを言葉にしたり、挙げたりすることはできませんが、様々な性のあり方をいくつか取り上げてみましょう。 1.性…
アライ(Ally)になろう!
アライ(Ally)とは、元々は「味方」や「同盟」を意味する英語で、LGBTQ+の人たちに共感し、支援・応援する人たちのことです。 社会は少しずつ変化しています。 例えば同性婚の実現についても、世論調査では既に7割ほどの人…