人の性のあり方(セクシュアリティ)は、主に5つの要素で構成されています。
1.法律上の性
生まれたときに医師が判定し、出生届によって戸籍に記載された性別です。
※「出生時に割り当てられた性別」「戸籍の性」などとしている場合もあります

2.からだの性
染色体、性腺、外性器、内性器など、からだのつくりや特徴による性別です。
※「生物学的性別」「身体的性別」などとしている場合もあります

3.性自認(Gender Identity)
自分の性別をどのように認識しているか、という概念です。
改めて考えたり意識したりせずとも、自然と感じ、確信しているアイデンティティです。
※自覚するまでには個人差があります
※「こころの性」と言われることもありますが、誤解を招くことがあるため注意が必要です

4.性的指向(Sexual Orientation)
どのような性別を好きになるかという概念です。
「好きになる性」とも言われます。
“指向”は、趣味嗜好やブランド志向の“しこう”とは異なり、自然とそちらへ向くという意味です。

5.性表現(Gender Expression)
「表現する性」とも言われます。
例えば、服装や髪型、メイク、言葉遣い、仕草など、見た目や言動などで表す性です。

人は誰でも、これらの要素を持っています。
しかし、これらのうち「法律上の性」以外は、必ずしも男か女かの二つにはっきりと分かれるわけではありません。
自分を男女どちらでもない/どちらでもあると感じる、男女どちらも好きにならない、中性的な表現がしっくりくるなど・・・それぞれの要素はグラデーションのように多様です。
それらの組み合わせによって、一人ひとりの性のあり方が成り立っています。
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