☆アンケート結果

アンケートボードの集計結果は以下の通りでした。

1.セクシュアルマイノリティ(LGBT)という言葉を知っていますか?

→「はい」13/「いいえ」61

2.自分の性について考えたことがありますか?

→「はい」46/「いいえ」24

3.同性愛は変だと思いますか?

→「はい」14/「いいえ」60

アンケートボード

やはり、言葉の認知度はまだまだ低いんだなぁと改めて感じました。アンケート1番で、「セクシュアルマイノリティ」は知らないけど、「性同一性障害」は聞いたことあるーという人も何人かいました。
知っていると答えた人は、「NHKで・・・」という人が多かったです。
2番で「はい」という答えが多かったのは予想外でした。ちなみに、小学生もたくさん「はい」にシールを貼っていましたw
3番は「はい」と答えたくても答えにくい質問だったと思います・・・が、知識はないけど感覚として変ではない、という人が多かったようで、ちょっと安心?かなーという意見もスタッフ内で出ていました。

★アンケート隊 ひろの感想

アンケートボードを持って歩いて・・・
「同性愛?そりゃ変だべよー」と迷わず答える年配の方も多くいましたし、ボードを見るなり「近づいちゃだめ」と子供も手を引いていく大人の姿もよく目にしました。
しかし、「同性愛も、愛だべねぇ〜」と言ってシールを張る白髪のおばあさんもいました。
うん・・・このような機会もなかなかないので、いい経験になりました。


☆IDAHOを終えて

★めぐこ

私が参加した11時ころは結構ブースのまわりにお客さんがいたけれども中まで入ってみてくれたかたはやはり恐れを知らないご婦人や、こっちの方の知り合いだったと見受けられます。
外国人の男性三人に『アイムゲイ』と叫んだら笑顔で『グッ』ってやってくれました、さすが外国!
ホモビアが強かったのは子持ちの親、戦後の方ですかね。
『セクシャルなんちゃらってなあに?』とおばあさんに聞かれたとき『女が男を男が女を愛するように、心から同性を愛することです』と説明したところ、『なんかわからないねェ』としかめ面されました。

★シュウ

カラフルなポスターに、立ち止まる方々が多数おり、少なからずIDAHO説明を読んで行ってくれたのが嬉しかったです。
シールを貼るだけのアンケートやキーホルダー・ストラップも可愛いと大好評。ありがたい事です(^o^)
緊急連絡カードについては、若いご夫婦やお子様連れのお母さんなど、僕の説明を真剣に聞いてくれて、逆にありがとうとお礼を言ってくれたりして。
こういうカードの存在って普通の人々の間でもなかなか無いと思うので、一枚は持ちたいと考えるものなのかも?案外ありがたがっていた気がします。
僕はとにかく、最初から最後まで楽しんでやろうと考えていました。
常に笑顔を絶やさず、お客さんとのコミュニケーションを大事にしようとそのことを念頭に、且つ楽しみながらね(^-^;)
結果は様々で、天気にも嫌われてしまいしたが、それでも僕は楽しんでやれたかなと満足してます。
アンケートの同性愛についての結果には、多少の違和感を感じましたが、それも普通に考えたら、当たり前の事なんだろうなと自分で納得。
っていうのは、変だと思わないと答えた人の中には少なからず、自分には無関係、或いは、自分の家族や周囲にはいないと考えた上での答えだったのかな…と思いまして。
それが、ある親子の会話から感じた事ですけれど、まだまだ、壁は固いなと思いました。
BLブームやおねぇマンの影響から若者の意識改革が少しづつ始まっているような気がしました。けれどやはりまだまだ、青森は渋い(笑)
亀の歩みでも回数を重ね、じわじわと浸透して行けばいいなと思います。
たまごスタッフやサポーターのみんなに励まされたからこそ、僕は1日を頑張れた!!
と切実に思いました(〃-〃)ゞ

★創

道行く人の反応は様々です。
子連れが多く、中には遠巻きに避けていく人も。子供に「近づくな」という人、「あんた達は何をやってるんだ」と怒る人。
ちらほら、ホモフォビアにはあいましたが。
でも、IDAHOの説明をじっくり読んでくださるご年配の方達。
「子孫繁栄できないし」と言った母親に「そういう風に考えるからダメなんだって〜」と諭す娘さん。
同性愛も、やっぱり愛だべなぁと、「同性愛は変だと思わない」と回答してくれたおばあさん。
「雨にも負けず、風にも負けず、頑張れ!」と言ってくれた男性。
ずぶぬれの僕らに、タオルハンカチをくれた雨宿りのおばあさん。
たくさんの出会いがありました。
あまりに天気が荒れて、もっと晴れていたらメッセージをもっと多くの人に見てもらえたかもって、それはすごく残念だったけれど、得るものはたくさんあった一日と思います。